科学における「仕事」の意味




 

科学における「仕事」(Work)

科学で言う「仕事」と、日常生活でいう「仕事」は少し異なります。
科学では、どのような物体に力を加えて物体を力の方向に移動させる場合、物体に「仕事」をしたと言います。

科学で言う「仕事」をしていない場合は、次のとおりです。

  1. 物体に力を加えても動かない場合、物体にした「仕事」の量は 「0」です。
  2. 動く物体に加えられた力が「0」であるか、物体に加わる力が互いに平衡状態にある場合、物体にした「仕事」の量は「0」です。

物体に加わる力の方向と移動方向が斜めの場合、与えられた力の一部を使用したものと計算します。 (三角関数を使用)

また、物体に加わる力の方向と移動方向が互いに垂直である場合には、当初からこの力で物体が移動することがありませんでした。したがって、この力が物体にした「仕事」の量は「0」です。