メンデルの純系の選抜




 

オーストリアの修道士、メンデル(Gregor Johann Mendel. 1822 - 1884)は、背の高いものの種子のみを集め、修道院の庭で別に育てました。育ったものの高さを見て、高くなったもののみの種子を集め、さらにその翌年、それをまきました。これを数年続けることにより、必ず背の高くなるエンドウの種子を収穫することができるようになります。背の低いものも同様に、数年かけて選定を行い、必ず背の低くなる種子を収穫することに成功しました。