シャルルの法則のグラフ




 

シャルルの法則

1787年、フランスの科学者シャルル(1746-1823)は、一定の圧力で気体の温度を高めてくれれば体積が増え、温度を下げてくれれば体積が減るということを明らかにしました。これは、シャルルの法則と呼ばれています。

圧力が一定であるとき、気体の温度を上げてくれれば、分子運動が速くて、容器の壁に衝突する回数が増加するので、気体の体積が増加します。
逆に気体の温度を下げてくれれば、分子運動が遅くて容器の壁に衝突する回数が減少するので、気体の体積が減少します。つまり、圧力が一定であるとき、気体の温度が上昇すると気体の体積は一定の割合で増加します。この時、気体の体積が変化する程度は気体の種類に関係なく同じです。