ボイルのJ字管実験




 

ボイルのJ字管実験

ボイルのJ字管の実験は見えるが自分の法則を証明するためにした実験です。ボイルは一方が詰まったJ字状のガラス管に水銀を注ぐ実験をしました。

最初は水銀の高さが同じにしました。開かれた側は大気圧と同じ1気圧です。水銀の高さが互いに同じだったので、詰まっている側の空気の圧力も1気圧です。
ボイルは開かれた側ガラス管に水銀を注ぐみました。開かれた側ガラス管の水銀が高くなるほど詰まった側ガラス管の体積は減少しました。

この実験から、ボイルは、一定の温度で気体の圧力が2倍、3倍…にされるたびに気体の体積は1/2、1/3…に減るという事実を考えてきました。
つまり、ボイルは「一定の温度で一定量の体積は圧力に反比例する。」ことを明らかにしたし、この関係は、ボイルの法則と呼ばれています。